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  保障の優先順位

多くの場合、医療保険は不要
   
 

入院や手術に備える医療保険に加入している方は多いのですが、私自身、医療保険はほとんどの人には不要だと考えています。理由は2つあります。

まず1つ目はは病気になったときの家計へのダメージはそれほど大きくならないという理由です。健康保険には高額療養費制度がありますし、会社員や公務員の方の場合は有給や傷病手当金といった福利厚生メニューもあります。

2つ目の理由は、医療保険は入院日数に制限があり、これは割に合わないと考えるからです。医療保険の中心となるのは、入院に対する保障です。入院1日あたり5000円や10000円などが支給されますが、これも無制限に出るわけではなく、1回の入院日数は例えば60日など制限があります。

例えば30歳の男性が、入院日数の60日までで、1日5,000円の給付が出る保険に加入したとします。某社の医療保険ではこの条件のもと保険料は1640円でした。50年間払い続けるとすると、1640円×12ヶ月×50年=984,000円になりました。

そして実際には、5年に1回ごとに15日間の入院をすると仮定しましょう。もらえる保険金の合計は、5000円×15日×10回=750,000円となります。5年に1回のペースで、2週間に及ぶ入院をしたとしても元が取れないことがわかります。

以上2つの理由により医療保障は不要だと考えています。もちろん、入院するときには個室に入りたいと考えている人には必要でしょうし、私のような自営業者は有給も傷病手当金もありませんからこの限りではありません。また一般的に医療保険は不要と考えていますが、入院日数の制限のない、がん保険については基本的に加入をお勧めしています。


まずは死亡保障から
   
 

保障で最も大事なのはやはり「死亡保障」です。具体的には、万が一自分が死んだ場合の「遺族の生活費」とお子さんがいる家庭での「教育費の確保」です。

「遺族の生活費」と「教育費」がいくら必要なのかを試算し、そこから貯蓄でカバーできる金額、国からの保障(遺族年金)でカバーできる金額、会社からの保障(死亡退職金や弔慰金、育英年金など)でカバーできる金額を差っ引いた額が保険でまかなわなければならない金額となります。

結局保険の優先順位は、死亡→がん→医療という順番になると考えます。


 


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